茅ヶ崎市民文化会館(茅ヶ崎市茅ヶ崎1)で12月21日、宇宙飛行士・野口聡一さんが国際宇宙ステーション(ISS)の長期滞在員として搭乗する宇宙船「ソユーズ」の打ち上げの模様がライブ中継された。
茅ヶ崎市民文化会館で、茅ヶ崎市ゆかりの野口宇宙飛行士が搭乗した宇宙船『ソユーズ』の打ち上げライブ中継を行った。会場には約400人の市民などが集まり、野口さんにエールを送った。
野口さんは、小学校からの青少年時代を茅ヶ崎で過ごし、小さいころからの宇宙への夢を実現した。2005年に日本人5人目となる宇宙飛行士として、スペースシャトル「ディスカバリー号」でのミッションに参加。今回は2度目のフライトとなる。打ち上げはカザフスタンのバイコヌール宇宙基地で行われ、約5カ月間の長期滞在後に帰還する。ライブ中継では、地元の市民、日本宇宙少年団茅ヶ崎分団の子どもら、野口さんの出身校である浜須賀小学校、浜須賀中学校、茅ヶ崎北陵高等学校の生徒など400人超が参加し、野口さんへエールを送った。
茅ヶ崎市ではこの2度目のフライトに向け、市長や商工会議所、観光協会、自治会などの代表者らが集まり、「野口聡一さんを励まし、宇宙への夢を青少年・市民とともに育む会’09」を4月に設立し、市民に向けてさまざまなイベントを実施してきた。今後は、宇宙ステーション滞在中の野口さんとのリアルタイム交信イベントに応募するほか、帰還時の見守り応援、帰国後の報告会などを検討している。